なぜレビューするのか
レビューとは
レビューは頭脳労働においては必ず発生するもので、 成果物(ドキュメントやソースコード)に対して作成者以外が意見を述べ、 成果物を修正・改善していくプロセスのことです。 レビューの対象となる成果物を作成した人をレビューイと呼び、 成果物に対して意見を述べる人をレビュアーと呼びます。
なぜレビューするのか
レビューの目的は、
- 成果物の方向性を合わせること
- 成果物の品質を上げること
- 成果物を通してチームメンバーの認識・理解を合わせること
などがあります。
レビューの必要性は成果物の重要性や用途によって変わりますが、 レビューをしないことによって起こる主な問題としては
- 品質の低い成果物を顧客に提供してしまう
- 理解の間違った情報を外部に伝えてしまう
- 成果物にコストを割いた後に、大きな軌道修正による手戻りが発生する
などがあります。
レビューのタイミング
レビューのタイミングは早すぎても遅すぎても問題はありますが、 一般論としては早めにやった方がいいと思います。
早すぎるレビューの問題
- 完成度が低すぎてレビュアーの視点が本質的な問題に行かない
- まだ決まっていないことをレビューしても二度手間になる
遅すぎるレビューの問題
- 大きな手戻りが発生する可能性がある
- 物事が進んでからこんなはずじゃなかったというような不毛な議論が発生する
- 成果物の期限がある場合、レビュー結果を十分に反映する時間が取れない
レビューの難しさ、レビュアー/レビューイの心がけ
これについて本当は書こうと思ってたのですが、 前段の整理で長くなってきたので続きはそのうち。。